歯石除去は獣医師が行う医療行為|無麻酔スケーリングの危険性 Information

波のデザイン
カレンダーアイコン
いるか画像

ご予約は
こちら

お問い合わせ

telアイコン 054-268-4333

カレンダーアイコン ご予約はこちら
健康コラム

歯石除去は獣医師が行う医療行為|無麻酔スケーリングの危険性

わんちゃん・ねこちゃんの健康を守るうえで、お口のケア(デンタルケア)はとても重要です。

その中でも「歯石除去」は、見た目をきれいにするだけではなく、歯周病の進行を防ぐための医療処置です。

■歯石除去は「獣医療行為」です

歯石除去は単なるケアではなく、獣医師による診断と判断が必要な医療行為です。

理由として、

・口腔内の状態を正確に評価する必要がある
・歯周病の進行度に応じた処置が必要
・抜歯などの判断が必要になる場合がある

といった点が挙げられます。

麻酔が必要な理由

歯石除去は、基本的に全身麻酔下で行います。

その理由は、

・動物はじっと口を開けていることができない
・奥歯や歯周ポケットの処置が必要
・安全に器具を使用するため

です。安全かつ確実に処置を行うために、麻酔は必要不可欠です

■無麻酔歯石除去のリスクについて

以前はトリミングサロンなどで「無麻酔スケーリング」が行われているケースもありましたが、現在は法的にも問題があり、当院では推奨しておりません。

その理由は大きく3つあります。

① ケガのリスクがある

処置中に動いてしまうことで、

・歯ぐき
・舌
・口腔内

を傷つけてしまう危険があります。

② 強いストレス・トラウマになる

無理に押さえつけられることで、ペットに強い恐怖やトラウマを与えてしまう可能性があります

その結果、今後の診察やケアにも影響が出ることがあります。

③ 根本的な治療にならない

無麻酔の場合、歯の表面の歯石しか除去できません

しかし実際の歯周病は、歯周ポケット(歯ぐきの中)に原因があります。

つまり、見た目だけきれいになっても、病気の進行は止められません

■正しい歯石除去とは

当院では、

・術前検査
・全身麻酔管理
・歯周ポケットの処置
・必要に応じた抜歯

まで含めた、適切な歯科処置を行っています。

「見た目をきれいにする」だけでなく、「お口の健康を守る」ことを目的としています。

こんな症状はありませんか?

・口臭が気になる
・歯が黄色くなっている
・歯ぐきが赤い/腫れている
・ごはんを食べづらそう

これらは歯周病のサインかもしれません。

■まずはご相談ください

歯石除去が必要かどうかは、実際にお口の状態を確認したうえで判断します。

「まだ大丈夫かな?」という段階でも問題ありません。

お気軽にご相談ください