どうして健康診断は必要なの?
その子によって基準値が異なるからです!
健康な頃のデータを蓄積して、その子の基準値を把握することが大切です。
少しでも異常があった時に、早く気付き適切な治療に繋げることができます。
【健康診断当日の流れ】
※コースによっては事前に尿検査・便検査のキットを
事前にお受け取りにご来院をしております。
1.午前中にお預かり
2.検査
3.お迎え
※検査結果のご報告は後日となります。
健康診断の予約をご希望の方は
こちらにお電話ください。
☏:054-268-4333
※ペットパスからのご予約は承れません。
定期的な健康診断はなぜ必要?
1.動物は痛みや不調を伝えられない
人は体調が悪かったり、痛みがあればそれを伝えることができます。ご自身で病院に受診することもできます。
しかし、動物は不調や痛みを飼い主様に伝えることはできませんし、自身で動物病院に行くことももちろんできません。
そのため、飼い主様が日頃から愛犬の様子を観察し、異常にいち早く気付いてあげる必要があります。
しかし、動物は不調や痛みを隠す傾向にあるため、飼い主様が異常に気付いた時には既に病状が進行しているということも少なくありません。
病気の早期発見・早期治療をするためには、定期的な健康診断が欠かせないのです。
2.その子によって正常値が異なる
血液検査をしたことのある方ならご存知だと思いますが、検査結果には基準値というものがあります。
基準値の範囲内であれば正常で、基準値から外れていると問題がある。
ただし、この基準値というのはあくまでも参考値でしかなく、その子その子で正常値は異なってきます。
そのため、若いうちから定期的に健康診断をすることで、その子独自の正常値を把握することが大切です。
そうすることで、少しでも異常があった時に、早く気付き、適切な治療に繋げることができます。
3.人に比べて年を取るスピードが速い
ワンちゃんは人に換算すると1年で4~5歳、年を取ります。
春に血液検査をしたからといって、半年後(人で換算すると2年~2年半後)も健康だとは限りません。
人は1年に1回健康診断をすることが一般的です。
ワンちゃんが人の4~5倍のスピードで年を取ることを考えると、3カ月に1回健康診断をするようなものです。
しかし、3カ月に1回の健康診断は大変だと思うので、当院では半年に1回、年に2回の健康診断を推奨しています。
春のフィラリア時期には、フィラリア検査で採血した血液で血液検査を、秋頃には血液検査と画像検査もできるワンちゃんドッグをオススメしています。
血液検査だけではわからない病気もたくさんあるので、年に1回は画像検査も受けていただきたいです。
検診の風景(一部)
聴診 | 耳のcheck | 爪切り |
採血 | レントゲン検査 | 超音波検査 |