ケージに入ってもらうのは大変ではありませんか?
お家でケージに慣れる練習をしておくと、いざという時(通院や、お出かけにも!)苦労しません!
このページではお家で出来る練習を紹介します。
かんたん4STEP(1週間ずつ×4)
STEP. 1 「ケージ」に慣れる練習
まずは「ケージ」という空間に慣れていってもらいましょう。始めはケージの下半分を置いて、中でご飯をあげてみます。
猫ちゃんに「ケージはご飯を食べるところ」⇒「いいところ!」と知ってもらうことが目的です。
最初のうちはお気に入りのタオルなどを敷いておくと、なお良いですね。
STEP. 2 ケージの中に入っていく練習
次にケージの上蓋を取り付けてみましょう。その状態のケージ内でご飯を食べてもらいます。
STEP1よりも閉鎖的な状況ですが、猫ちゃんに「怖くないよ」と知ってもらいます。
この段階では、猫ちゃんが「まだ逃げ道はある」と安心できるように入り口の扉は開いたままにしておきましょう。
中に置いてあるご飯のおかげで喜んで入っていく様子です。
STEP. 3 扉を閉める練習
ケージという空間に慣れてきたら、ご飯を食べている間にそっと扉を閉めてみましょう。
「ケージはご飯が待っているいいところ!扉が閉まっていても大丈夫!」と猫ちゃんに知ってもらいます。
ケージ内での様子。まずは下だけ、次に上蓋を被せて、扉を閉めて、と順にゆっくり慣れていきましょう。
STEP. 4 ケージで移動する練習
最後は、ケージに入ったままお家の中を散歩してみましょう。
ケージごと持ち上げられたり、揺れたりすることに慣れてもらいます。
多少揺れても「飼い主さんと一緒だから大丈夫!」と感じるよう声をかけてあげてくださいね。
その後は…
普段からケージを出しっぱなしにして、自由に出入りできるようにしておくことがコツです!
猫ちゃんの休憩所として使ってもらえるくらいにケージ大好きになってくれたら、お出かけや通院の時も、扉を閉めてそのまま出発できます!
当院オススメのケージ
硬い材質で安定感があり、横からも上からも出入りができるケージがオススメです。
上半分を外せるタイプは、病院で上半分を外してそのまま診察をすることも可能ですので(猫ちゃんの状況にもよります)、お家に近い環境で診察できるというメリットもあります。家でベット代わりにもしやすいですね。
例)リッチェル社のダブルドアキャンピングキャリー